「ドベちゃんのボール」
作者:どわちゃん(ベガ)
私の名前はびりりん、子犬の名前はドベスケ。
ベを一番後にずらすとドスケベになっちゃう><
何でも投げたら取りにくわえて戻ってくる優秀な愛犬。
小さい頃はよくボールを投げて遊びました。
大人になったら矢を飛ばしても取っちゃう程お上手なの。
私が失恋した時もずっとそばにいたね。
びりりん「私、彼が好きなの、ずっと彼のそばにいたいの。」
ドべちゃんは「ワンワン」と吠えながら私の周りを歩きました。
びりりん「・・・いい加減にしてよ!」
それでもドベちゃんは私を励まそうと元気いっぱいに「ワンワン」吠えました。
私はドベちゃんの気持ちも知らずに「あんたなんか大嫌い、どっか消えて!!!」
それからドベちゃんが何を言っても無視するようになりました。
ドベちゃんは相変わらず「ワンワン」ないてました。
私がクランに入った夏、ドベちゃんは急逝しました。
レベル50になりたくて、ペア狩りやクラハンに行きました。
ドベちゃんの事も忘れて無我夢中に。
エルフ50試練を卒業し、気持ちにも余裕ができたのか数年ぶりに帰りました。
卓上に歯形が付いたボールが一個ありました。
数年が経ちドベちゃんの代わりに飼っているドベの健次郎。
何度やっても上手にボールが取れない。
ドベちゃんあの時はごめんね、本当は心強かったんだよ。
あの時「ありがとう」と言えたら良かったのに。
健次郎「ワンワン!」
転がったボールをくわえた健次郎は、ドベちゃんが居る岬へ歩いて行きました。
目元がドベちゃんにそっくりだよ。
どこかで見てますか。
ずっとこの子と一緒だよ。
ドベちゃんも遠くから見守っていてね。 |
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